レンズにシミが! 知っておきたい「レンズの水やけ」
2018.12.15
コラム
◎水はレンズの天敵
普通に生活をしていたら汗をかいたり、雨でメガネが濡れてしまうことはよくありますよね。そして、そのまま使い続けていてふと気づいたらレンズに白いシミのようなものがついていることがあります。これは水滴が乾く際にレンズの表面に水のシミが残った「水やけ」と呼ばれる現象。お風呂場のガラスが白く曇ってしまうのと同じ状態です。
お風呂場のガラスからもわかるように、水やけは水道水でも起こります。
◎真水で流し、ティッシュでトントンと押さえる
使用中のレンズには多くの場合、表面に目に見えないホコリや異物が付着しています。水やけを汚れかな?と思ってゴシゴシ乾いた布などで拭いてしまった場合、シミは取れず余計にレンズの表面を傷つけてしまったり、コート膜を剥がしてしまうことも。
濡れた場合は一度、水で流し、テッシュなどで水分をトントンと押さえるように優しく拭き取ってください。
また撥水コート付きのレンズであっても、細かい傷やコーティングの劣化でシミや傷になる場合があるので、同様のお手入れをお願いします。
◎日頃の習慣と定期的な点検で快適でクリアな生活を
もしも水やけや傷がついてしまった場合、レンズは精密でデリケートなものなので残念ながら直すことはできません。
そうならないためにも、少し面倒に感じるかもしれませんが、毎日お風呂に入るようにレンズも洗う習慣をぜひ取り入れてください。
メガネは快適に生活できる大切なアイテム。
日頃の小まめなお手入れで長く大切に使い続けていただけます。
当店ではメガネの洗い方がわからないというご相談や定期的な点検も行えますのでお気軽にお越しください。