【レンズのキズ予防!】正しい拭き方でキズは減らせる
2019.03.15
コラム
◎屋外にはレンズの天敵がいっぱい
一歩外へ出ると屋外はレンズのキズの原因になるような、車が巻き上げる鉄粉、土ぼこりや小さなゴミなどが飛び交っています。レンズの汚れが気になる場合に、洋服などで乾拭きしてしまうのは最もキズになりやす危険な行為。一度ついてしまったキズは残念ながら元に戻すことはできません。ではどのようなお手入れをすれば良いのでしょうか。
◎水洗いが重要
乾拭きをするとレンズについたほこりやゴミでレンズが傷ついてしまうので、最初に必ず水洗いをするようにしましょう。
水洗いの後は水分の拭き取り。ゴシゴシと拭くのではなく、ティッシュなどの柔らかいもので優しくトントンと抑えるように拭いてください。
外出時にも使える水分を含んだメガネ拭きもありますが、使用済みを再利用するとキズの原因になる場合もあるので正しくご使用ください。
◎ついついやってしまうNGな行為
最後にメガネを水洗いするときにしてはいけないいくつかの行為をお伝えします。
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1.お湯で洗わない
レンズに熱を加えると、熱で膨張したレンズが撥水コートなどのコーティングを剥がしてしまいます。 お湯で洗う、サウナで使用する、ストーブや調理器具など熱源となるものの近くに置くなども避けたほうがよいでしょう。
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2.洗剤は中性洗剤を使う
しつこい汚れや皮脂を落とす場合は水洗いに洗剤を合わせて使うのが効果的。ただし石鹸や重曹で洗うとコーティングを痛めたり水やけ(しみ)の原因になります。
洗剤を使う場合は中性洗剤を薄めて使用するか、専用のレンズ用洗剤で洗うようにしましょう。
メガネは快適に生活するのに欠かせないアイテム。
正しいメンテナンスでメガネを長持ちさせられるようにしたいですね。